筋肉は洋服の一部!夏ファッションに向けた出来る男の正しい筋トレ術。

アフターケア/筋トレ

薄着の季節、夏。
この季節に、体のメンテナンスに忙しくなる女性の姿を見たことがありますよね。しかし、薄着になるのは何も女性ばかりではありません。

そう、男性だって薄着になります。そしてボディーラインがはっきりわかる季節なのです。自粛で太っただらしない体で、この夏を乗り越えるのは、かなりまずいですよね。

筋肉はファッションの土台。

ファッションのために、洋服にこだわる。これはもちろん当然のことなんですが、では、そうやってこだわった洋服をいかに「見栄えよく」するかを考えたことがありますか?

そう、同じ一枚の洋服でも、見栄えがいいか悪いかでその価値はまったく違います。例えば、絵画を飾るとき、みすぼらしい額装をしては台無しであるように見栄えの善し悪しを決めるのは、その土台。そして、ファッションの土台こそ、筋肉なのです。

一着の洋服は理想の体型を基準に作られる

一着の洋服を作るとき、その基本となるのは実は理想の体型です。
デザイナーが頭に思い描き、実際に縫製していく過程で基準となるのが理想の体型なのですから、当然洋服がいちばん見栄え良く見えるのは、引き締まった理想体型。

引き締まった腹筋、発達した胸筋、そういった筋肉の上に着てこそ洋服は本領を発揮する。だらしない体でも、細くてスリムだけど厚みのない体でも、あなたのお気に入りの一着はポテンシャルを発揮できてはいない。残念ながらそれが現実です。

まずは胸筋と腹筋を鍛えよう。

ファッションのポテンシャルを最大限に発揮させる理想の肉体を目指す。
といっても、体中にはたくさんの筋肉があり、いったいどれを鍛えればいいのかはなかなか難しいところ。そこで、まずは胸筋と腹筋を鍛えることにしましょう。

胸筋は、胸板を熱くし、洋服に立体感と奥行きを感じさせ、腹筋を鍛えれば当然お腹がへこんで体にメリハリが生まれます。まずは胸筋と腹筋をおうちでワークアウトです。

  • 筋トレの基本は『無理しない・ぼーっとしない・息を止めない』

まずは筋トレの基本。

①無理をしない
これは言うまでもないことですが、無理をして体を痛めては意味がありませんし、目指すのはボディビルダーの大会ではないのですから無理は禁物です。

②ぼーっとしない
筋トレは難しい動作ではないため何も考えずにボーッとしてしまいそうですが、それでは効果は半減してしまいます。いま、自分はどの筋肉を鍛えているのか?しっかりと部位に意識を集中して行いましょう。

③息を止めない
これは本当に間違えている人が多いのですが、筋トレ中に息を止めるのはNG。せっかく体に負荷がかかっているのに酸素が体に回らず効果は減退してしまいます。基本は、力を入れるところで息を吐き、力を抜くところで吐く。これををゆっくり深く行うこと。まずは、この基本呼吸をしっかりとみにつけましょう。

胸筋を鍛える基本はプッシュアップ

胸筋を鍛えるワークアウト、これは今も昔も変わらずプッシュアップ、つまり腕立て伏せです。他にもダンベルを使ったワークアウトなど器具を使った方法もたくさんありますが正しく行えばこれで十分です。(正しいプッシュアップのポイント)

①体が一直線であること。
プッシュアップの基本姿勢はわかりますよね?
このとき、かかとから頭頂部までが斜め一直線に真っ直ぐになっていることが、プッシュアップの最も重要なポイント。膝や腰が曲がる、お腹が突き出ると言った姿勢で行うと、効果が薄いばかりか腰や膝を痛めてしまいます。

②手をつく位置は胸の真横、拳ひとつ分外側。
プッシュアップによる胸筋のトレーニングで最も効果を左右するのが手をつく位置。
胸筋は横に開いたときに負荷がかかり発達しますので、体を押し下げたときに胸が効果的に開く位置である胸の真横、拳ひとつ開けたところに手を付きます。

③下を向かずゆっくりと3セットに分けて
プッシュアップの際、顔は斜め上が基本。
回数は、基本的には10~15回で3セットくらいですが、これは自分に合わせて『きついけど無理ではない』くらいで調整しましょう。ただ、3セットに分けてインターバルを30秒ほど入れましょう。

腹筋を鍛える基本はクランチ

腹筋を鍛える基本はクランチ、つまりフッキンですね。
やはり、オーソドックスがいちばんです。(正しいクランクのポイント)

①足は90度、おへその覗くように体を持ち上げる
クランクのカタチとして、むかしは足を伸ばしていましたが、今は曲げて行うのが主流。しっかりと足を曲げ、ゆっくりとおへそを覗くように体を上がるところまで持ち上げていくのが基本動作です。

②腰を持ち上げないのが効果的なクランク
クランクをするとき、多くの人がお尻を起点に起き上がり腰を浮かしてしまいます。
しかし、クランクの効果的な方法は、腰を持ち上げることなく上半身だけを起こすのがポイントです。通常のクランチに捻り動作を加える事で、腹斜筋に負荷をかけるバリエーションも加えていきましょう。

④無理せず3セット行う
クランクは腰への負担がかかりやすいですので、絶対に無理はしないこと。10~20回で十分効果がでますので、1セットをそれくらいにして3セット無理なく行いましょう。インターバルは30秒です。

筋トレはオーソドックスを正しくが基本

筋トレは色々な方法が存在します。
しかし、なれていない人や初心者、もしくはアスリートのような体を目指していないのであれば、基本を正確に行う事がポイント。無理せず、ゆっくり、基本を守って行う。これだけで、夏だけではなく1年通してファッションを楽しめるカラダづくりができますよ。

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