アフターケアは自分のためになる!!の巻

洋服のアフターケア

皆さんはお気に入りの洋服を購入した後、「アフターケア」どうしていますか?

SDGsの目標12「つくる責任・つかう責任」では、“つくる人”である生産者から、“つかう人”である最終消費者まで、あらゆる人々を巻き込んだ供給連鎖(サプライチェーン)が重視されています。

“つかう人”がアフターケアを行うことで、長く大事に洋服を着ることができれば、供給連鎖のサイクルの回転を遅くすることができるはずです。

すると、自分自身にとってもメリットがたくさん生まれ、結果として地球にも優しいことになりますよね。そして、そのことをもっともっと多くの人たちに知って頂く事が我々の想いです!

アフターケアは自分のためになる

サスティナブルファッション/SDGs

値段の高い服って、購入するときに勇気が必要ですよね。それでも、迷った末に購入した服は愛着が生まれてくるので、ずっと長く着続けたいものです。

そして、大切な服をアフターケアして長く着ることは、環境問題の解決に役立ちます。さらに、自分自身にとってもたくさんのメリットがあることを伝えたい。

アフターケアで高く売れる

服を手放す手段は、大きく分けて三つですよね?

①古着として譲渡や売却する
②資源として回収してもらう
③ごみとして廃棄する

残念ながら、現状はごみとして廃棄される割合が最も高くなっています。しかし、古着として再活用される割合も約34%となっていて、年々その割合は高まってきています。

そして、しっかりとしたアフターケアがされている高品質の服は、ファストファッションの服とは異なり、高価で買い取ってもらうことも可能です。

アフターケアでキャラクターが定着する

Appleの元CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が、いつも同じような服装をしていたことは有名ですが、他にも同じようなテイストの服ばかり着る有名人は結構多いですよね。

Facebookの創設者のマーク・ザッカーバーグ氏、実業家の堀江貴文氏やタレントのROLAND氏などなど。名前を聞くだけで、彼らの服装が思い浮かんできませんか!?

同じような服装をすることによって「あの人=あの服の人」というキャラクターを定着させることだってできます。

アフターケアでアレンジ上手になれる

洋服は、たくさん持っていればおしゃれになれるというわけではありません。おしゃれに着こなすには、全体のコーディネートが必要になってきます。

合わせる小物などで、着こなしに変化をつけることができますし、小物使いが上手になると着こなしの幅を広げられて、おしゃれがもっと楽しくなりますよ。

そのためには、小物を揃えたり、毎日のコーディネートを考えたりする必要が必然的に出てきます。毎日のコーディネートを考える事は、楽しい反面、慣れるまでは大変かもしれません。しかし、いつの間にかファッションセンスが鍛えられて、アレンジ上手になれるんですね。

みんなで取り組めるアフターケアとサステナブルファッション

SDGs/3R・5Rファッション

アフターケアは、消費者と企業の両方で取り組めるのです。

CONSUMER 消費者とサステナブルファッション

今所有している一着をできるだけ長く着ることで、環境負荷が減らせます。現在よりも1年長く着ることで、日本全体として4万t以上の廃棄量の削減に繋がるそうです。

アフターケアをすることで、服の寿命は格段に長くなります。正しいアフターケアを行うことは、面倒に感じるかもしれません。しかし、大切に着ようという気持ちが、アフターケアの原動力になります。

また、服のお直しやリペアを施すことで、想い入れのある一着が蘇ります!痛んでしまった服や古くなったと感じる服でも、少し手を加えるだけで新たな魅力と共に愛着が生まれます。

これらを行うことで、愛着が倍増してきて、大切に着ようという気持ちがよりいっそう強くなってきます。

COMPANY 企業とサステナブルファッション

オーダーメイドスーツ

私たちは、長期間着ていただくことを前提とした、サステナブルファッションを提案することが企業の使命だと考えています。

そして、長く着ていただくためには、丁寧に作られた服であることが大前提になります。高級ブランドだから長持ちをするのではないということは、もうご存じですよね。素材やデザインにこだわり丁寧につくられた服だからこそ、長持ちをします。また、オーダースーツなどの受注生産も、サステナブルファッションになります。

受注生産であれば、廃棄物は限りなくゼロに近いと言えるでしょう。自分のために作られた自分に最適な服は、どんな服よりも愛着がわくものです。

そして、それらの服をつくるとともに、アフターケアの大切さとアフターケアの方法を発信していくことが企業の責任であり、購入頂いたお客様への大事な使命だと想っています。

【まとめ】

私たちは、お客様に「長く愛着を持って楽しい気分になれる服を提供したい!」という想いで服作りを行っています。そして、長く愛着を持ってもらうためには、アフターケアが大切だと考えています。

そして、お客様にも地域にも、そして地球にも貢献できる企業でありたいという想いから、これからも「アフターケア」を発信し続けていきます。


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