夏の汗ジミに悩んでいませんか?様々なシミ対策に応用!自宅で出来る簡単セルフケアをご紹介

シミ抜きは時間が勝負!シミごとの対処法を覚えてシミを残さない習慣をつけよう。

1年ぶりに巡ってきたこの季節。
この時期多いのが、すばり汗ジミの悩みではないでしょうか?せっかくお気に入りの服を着て出かけたところで気になる匂いが・・・。洗濯しても頑固な汚れは簡単にとれるものではありません。

「ああ、このシミさえなければなぁ」

そんな気持ちで、洋服を処分してしまった経験があるのではないでしょうか?そして、シミはプロにお金を出して頼むか、あきらめるしかないと思っている人も、結構いるはずです。

しかし、そうではありません。基本的なテクニックさえ押さえてさえおけば、シミができてすぐ、もしくはできる前に対処する事で新品のような自然な風合いにする事が出来るんです。

シミは時間との戦い!まずは特徴を覚えよう

基本的に、シミとの戦いは時間が勝負。
シミができてから、さぁどうしたら良いのか?もしくはそのための道具を染みができてから買いに行くようではアウトです!シミ対策の第一は、シミができる前に基本的な知識とシミの種類によって適切な対処をする事が重要です。

シミ別対処法は3タイプで覚える

まず、シミの基本的な3タイプから把握しておきましょう。

①水溶性のシミ=最も時間勝負のしみ。醤油、お酒、汗、そして血液などがこれに含まれます。

②油溶性のシミ=化粧品、食べ物の油、機械油、油性ペンなどが含まれます。

③不溶性のシミ=泥汚れや墨汁汚れなど、水にも油にも溶けない鉱物系の汚れ。

まずはこの③つのタイプにシミを分類することが肝心です。

シミ抜き対策にはグッズが欠かせません

初期のシミ抜きに必要なもの、そのほとんどは家にあるものでまかなえます。家にあるものなら、台所用中性洗剤、クレンジング剤、綿棒や漂白剤、固形石鹸、タオルやキッチンペーパーなど。それ以外のものも、普通にホームセンターなどで手に入るものを常備しておけば多くの場合は対処できます。

特に次の3つは、是非モノです。

①シミ抜きブラシ:シミ抜き専用のブラシ。歯ブラシなどでも代用できますが、衣類を傷つけないためにももっておきましょう。

②重曹:重曹は、繊維に優しいスクラブとしても、発泡によるシミ落とし効果にも使えます。

③へら:洋裁用のヘラ。襟袖汚れなどに、洗剤や重曹を染み込ませる時に使います。

・水溶性のシミは秒で対処、早いうちなら台所用洗剤でもイケる。

水溶性のシミは、一見頑固な汚れに見えますが、早いうちであれば対処は簡単。醤油のシミや汗ジミ、血液の汚れなどは、基本的に台所用中性洗剤を使えば落とすことができます。ただしこれは時間との戦いで、リミットは24時間。

醤油のような色の強いものは、長い間放置すると色素が定着して漂白してもなかなか落ちにくいしみになりますし、血液などはタンパク質が固まるとアウト。

方法は、タオルなどを下にひいて、こすらずにポンポンとブラシなどで叩き出す方法が一般的。また、血液はタンパク質を含みますので、お湯ではなく水洗いが基本です。

油溶性のシミはクレンジングオイルと中性洗剤で

油溶性のシミは油に溶けるタイプのしみ。
こういうシミは、それ専用にできている洗剤を使えばいいんです。そう、化粧品であれば化粧品用のクレンジングオイル、そして食べ物の油ジミは中性洗剤ですね。これも、色素が定着する前に素早く行うと効果的で、基本はタオルなどをひいて行うポンポン洗い。

ただ、油溶性のシミには水溶性のしみや不溶性のしみが混入していることが多く、その場合は家で落とすというのはなかなか難しくなります。どうしても落ちないときは、無理して生地を痛めることがないよう、プロにお願いしましょう。

不溶性のシミは叩いて落とすかプロにお願いする

不溶性のシミは、水にも油にも溶けない細かい粒子でできた汚れ。
とうぜん洗剤では落ちませんし、漂白剤で落とすこともできません。基本的には、例えば泥汚れであれば乾燥させて叩いて落とすというのが基本になりますが、その際に歯ブラシなどで生地に強いダメージを与えてあげないと難しくなります。衣類を傷めるチャレンジをするより、プロにおまかせしましょう。

あとで浮き出てくる厄介な汗じみは脱いですぐがポイント

さいごに、シミの中でも厄介なシミが汗じみ。

なにが厄介かと言うと、シミのもとである汗が付着したときにはほとんど変色していないのに、あとからシミが浮き出てくるというのが厄介なんですね。繰り返しますが、シミは時間との勝負。

汗じみが浮き出してきてしまった状態は、しみのもとである汗がついてから時間が経過しているので、もう漂白剤でないと落ちません。ですので、効果的な対処は、まだシミがよく見えていないタイミング、そう、服を脱いですぐです。

着用後、脇の下などの汗をたくさんかいただろうところに、蒸しタオルをポンポンと当てて汗を拭き取るなどしておきましょう。このひと手間で、大切な衣類を守れますよ。

おわりに

大切な服、お気に入りの服はあなたの人生を楽しく彩ってくれるもの。わたしたちも、いつまでもあなたあの生活のパートナーとして末永く使っていただける洋服を提供しています。なので、普段のケアは重要。

シミを作らないように、できてしまったらすぐに対処できるように。大切な洋服を守るための準備を、しておきたいですね。

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