スティーブ・ジョブズと永平寺

「シンクウィーク」

シンクウィーク/考える休暇とは、その名のとうり考える時間、休暇、習慣を持つこと。

先日3日間、妻と二人で、日常を離れて、これからの大切なこと、今後の人生の方向性をゆっくりと考えるための時間を取ってきました。

コロナで外出自粛中にNetflixの「天才の頭の中:ビル・ゲイツを解読する」を観て直感的に、価値観の変化、仕事においても影響の少なくない、このコロナ禍のタイミングでシンクウィークを取りたいと考えてました。

映画の中で印象的だったシーン、、、、

ビル・ゲイツは、トートバックに数十冊の本を詰めて運河沿いの別荘に向かう。

小さな木の机と椅子、机の上にはランプ、運河が見える小さな窓。

そこに座って本を読み、大切なことをメモ書きする。

PCやタブレッドも使わず、レポート紙とぺん。読む本は電子書籍ではなく紙の本。

スマートホンもそこには出てきません。一人で思索する静かな時間、これを1週間続けるそうです。時間を設けて、紙とぺんで頭の中を整理し、本を読んで、思索し、これからの方向性を書き出す。

このシンクウィークを設ける良い習慣は90年代から始めたと作品の中で紹介されています。

常日頃から「考える習慣」の時間を意識的に大切にしてきましたが、環境を大きく変えて、妻と二人でというのは初めてでした。

みなさんもちょっとした休暇や週末だけでもシンクウィークはおすすめしたい。

スティーブ・ジョブズも憧れた永平寺

終着点をスティーブ・ジョブズも憧れた地、福井県曹洞宗大本山永平寺と決めました。

日本の禅修行の最高峰の寺を目指しながら、北陸(富山・金沢・福井)へ。

2011年に亡くなった、米アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズ。彼が世の中に何を生み出したかは、よくご存知だろうから割愛させていただきますが、ジョブズと日本との最初の接点が「禅」だったことはご存知だろうか?

その「禅」の聖地、「禅修行」の最高峰が永平寺なのです。

ジョブズがこの永平寺の地に訪れ、出家しようとしたのを周りが止めたという逸話もあるほどの聖地。ジョブズの哲学や美意識にはこの「禅」が非常に大きな影響を及ぼしていたそうです。

彼の晩年のスピーチの中にも、毎日、「今日が生涯最後の日だったら」と問い続けることで、時には冷徹に重要な決断を下してきたと語られています。

こうした考え方も禅の問答に通じるところがある。

また、「シンプルこそが最高の洗練」を信条に掲げて余計な装飾をなくして本質的かつシンプルなものを良しとしていた。この思想や美意識はわずか14年という短い歴史で現在も世界のデザイン、建築界に影響を与えているドイツのバウハウスの影響とも近く、日本の禅の美学にも通じるものがある。

永平寺の空気感がヤブァイ!

日本最高峰の禅修行の聖地永平寺には、約160人雲水と呼ばれる修行僧が厳しい修行に取り組んでいます。

私たちが伺った際も修行僧がテキパキと外はきや、草むしりをしている姿を見ることができました。

廊下も、庭園もピカピカでよく手入れされている様子がすぐにわかります。

それはそれは、身も心も洗われて凛とした空気感がビンビンと感じることができる。

最高に気持ちがいい。とても良い気が流れていることが言葉では表せないほどに感じるものがある。写真では全く伝わらないスケール感と、気の流れ、パワースポットという言葉では片付けてしまえないほどに素晴らしいです。

シンクウィークの終着点に最高の場所となりました。

また、季節が変わった際におとずれたい。

まとめ

このシンクウィークの3日間、深く静かに考える時間を過ごしたことで、様々なことが鮮明になり決断するきっかけとなりました。

そして!!なんとなんと!!今回のシンクウィーク。2020年7月20日からスタートしました「Go To トラベルキャンペーン」中だったことを予約した後に知ったのでした。

(上限宿泊費1人1泊2万円/日帰り1万円)対象期間は2021年1月末まで。

おかげさまで8万円近く還付金があるなんて、、、、嬉涙 是非、みなさんもこの機会にGoToご活用ください。経済も回ります。良いことしかない。

また、おまけに移住したい県14年連続首位の長野県にもGoToトラベルしにきてください。

そして、長野駅前の商店街や飲食店にぜひお立ち寄りくださいませ。


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