革製品のケア方法から保管方法まで正しい方法を伝授します【永久保存版】

革製品のお手入れ方法

「革メンテナンス」これだけおさえて!3つの方法

普通、どんなものも時間とともに劣化してゆく、ただ、革を除いては。こんなふうに言ってしまうと、さすがに大げさに思われるかもしれない。しかし、実際はそれ以上で、革製品というのは時とともに劣化するどころか段々と風合いを増し、世界にひとつだけのものへと成長するアイテムです。とは言え、ただ持っているだけではだめ。

世界にたったひとつの革製品に成長させるためには、日々欠かせないお手入れが必要です。高音多湿な夏だからこそ、カビや型崩れ、ヒビなどを防ぎ、美しい革を保つ正しい方法を伝授します。

革のメンテナンス01. 基本のオイルケア

革オイルケア

革のメンテナンスの基本、それはオイルを使ったケア。
まずはその基本をおさえておきましょう。

・準備:メンテナンス用アイテム

必要なアイテムは以下の3つ。
まずは「皮革アイテム用のブラシ」これは、ブラッシングすることで汚れや余分な油をとって、皮目を整えてくれます。次に「皮革専用オイルまたはクリーム」これは、革に潤いと艶を与える役目。そしてあとは布が2枚。オイルを塗り込む布と乾拭き用を用意しておきましょう。

・時期:かさつきを感じたら

革の劣化は乾燥から。
基本的に革製品のお手入れは、保湿が中心ですので、かさつきを感じたときがお手入れのポイント。夏の厳しい日差しによって、夏は革も乾燥しやすくなっています。

・お手入れ方法

お手入れは『ブラッシングでホコリ落とし』→『オイルorクリームを塗る』→『乾かす』→『乾拭き』が基本。
すべてにおいてポイントは、優しく、そしてやりすぎないこと。ブラッシングは優しく丁寧に、クリームやオイルは薄く少なめに、1時間ほど陰干ししたら、優しく拭き取る。やりすぎは、禁物です。なお、使用する布は金具などに引っかからない、目の細かい毛羽の少ないものにしましょう。
※オイルorクリームと革の相性によっては色落ちすることがあります、端の方で一回試してみましょう。

革のメンテナンス02.防水ケアで水濡れから守る

革防水

革にとってもっとも厄介なのが水。
しみや色落ち、型崩れの原因になるので、しっかりと防水しておきたい。

・準備:メンテナンス用アイテム

用意するものは「防水スプレー」と「布」だけでOK。

・時期:自分の好みに合わせて

防水を施すと、革の劣化は急激に遅くなります。つまり、革製品を購入時の状態のまま長く保っておきたいという人は、お出かけ前などにしっかりと防水を施しておくと良いでしょう。反対に経年変化を楽しみたい人は、防水をマメにやると変化が遅くなります。雨の日や湿気の多い日のように濡れる心配がある日だけにしておくといいですね。

・お手入れ方法

お手入れの基本は『汚れを拭き取る』→『防水スプレーをかける』→『なじませる』→『乾拭き』になります。
まずは乾いた布で丁寧に汚れを拭い、お手持ちの防水スプレーの使用上の注意に従ってカバンに塗布、30分ほどなじませて、最後に柔らかめの布で乾拭き。ポイントはしっかりとなじませの時間をとること。革製品は防水スプレーをかけてすぐ外出したりすると、効果がいまいち発揮できません。また、防水スプレーを使ったあとでも、濡れた場合は必ずマメに拭き取りましょう。

革のメンテナンス03. 長くパートナーとして使うための正しい保管

革保管方法

長く使ってこそ馴染んでくる革製品。
世界でひとつだけのアイテムにするには、正しい保管も重要です。

・準備:メンテナンス用アイテム

用意するアイテムは「皮革アイテム用ブラシ」そして、「乾拭き用の布」「タオル」「新聞紙」。そして、製品を購入したときについていた「不織布の袋」です。不織布の袋がない場合は、ネット通販などでも購入できます。

・時期:長期保管の時。たまには休ませることも。

基本的には、長期保管する場合にお手入れが必要になります。
ただ、革製品を週に1度ほど、休日などに休ませると革のくたびれの防止などになります。その際は、新聞紙などをつめて型崩れ防止をしておくと、防湿効果もあり便利です。

・お手入れ方法

基本は『ブラシで汚れ落とし』→『乾拭き』→『タオルや新聞紙を詰める』→『不織布の袋に入れる』になります。
汚れ落としは、革製品の基本である丁寧に優しく、そして、中煮物を詰める際はインクうつりに気をつけて、タオルなどで新聞紙をくるんで詰めるといいでしょう。新聞紙は防湿効果とインクによる防虫効果もあるので、できればマストで。最後は不織布の袋に入れるのですが、ないからといってビニール袋に入れないこと。癒着やカビ、変質の原因になり、大きく後悔しかねませんので、無い場合は購入しましょう。

メンテナンスをおぼえたあなたに、おすすめアイテム!

それではここでおすすめアイテムのご紹介。

・間違いのない選択:コロニル1909 シュプリームクリームデラックス

コロニル1909 シュプリームクリームデラックス

初心者にも使いやすく、上級者も迷わず選ぶのがこの商品。伸びが良いので使いすぎることもなく、浸透力もつよいので革をしっかりと保護。お手入れの楽しさに目覚めてしまいそうな、そんなクリームです。

・ひと噴き&ひと吹き:コロニル防水スプレー ウォーターストップ

コロニル防水スプレー ウォーターストップ

表面だけではなく、革の繊維にしっかりと浸透して撥水効果を発揮するのがこの商品。しっかりと撥水してくれるので、濡れてもさっとひと拭きで元通りの革の表情を取り戻します。湿気の多い日本の革製品には欠かせない存在です。

革のメンテナンスがあなたの価値になる

長い間ひとつの革製品を使い続け、成長させる。
そんなことが出来るというのは、革製品ひとつにしても、物事の本質的な価値をしっかりと見極め、大切に出来る人間であるという証になります。そう、その証は、あなたという人間の付加価値になり得るもの。革製品のメンテナンスをしっかりと覚えて、そんな、新しい自分の価値を高めていきたいものです。

【先行販売開始!】2020 AUTUMN & WINTER LaBarba注目ブランド 


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