大切な衣類を守る洗濯、効果的な洗濯方法を身に着けよう【永久保存版】

洗濯方法で「差が出る」お気に入りの服を守る方法

大切な衣服が洗濯でダメになってしまった経験ありませんか?もちろん、修復不可能な状態になる場合もありますし、臭ってしまったりと洗濯トラブルはつきません。洗濯方法は衣服を守るという意味でもしっかりと知っておきたいもの、ちょっとしたことで、今までとは全く違う、衣類を守る洗濯ができるようになります。

洗濯の方法のその前に①:無理はしない。

まず、洗濯の方法をレクチャーする前に、大前提の大切なこと。
それは、大切な服やそもそも素材がデリケートな服、もしくは装飾の多い服を自分で洗おうとしないこと、です。どんなに上手に洗濯しても、プロには敵いません。風合いをキープしたい、もしくは大事な一着のような物は、迷わずクリーニングに出しましょう。

洗濯の方法のその前に②:洗濯表示タグを見る

衣服の内側についている、白いタグ。
人によっては着心地が悪いなどの理由で切ってしまう人もいるようですが、これはとても大事なもの。そう、ここには素材や産地だけではなく、洗濯の方法についての基本情報が書かれています。まずはこれをきちんと確認しておきましょう。(下記URL:消費者庁)https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html

洗濯のテクニック:洗いの基本は臭いと汚れ

洗濯で気になるものの一つが、臭い。
汚れを落とすのは当然のこと、臭いにもしっかりケアしておきましょう。

・汚れものは干す

特に夏場、室温が高くなっている状態で汚れ物を洗濯かごにポイ!普通にやってしまいそうなことですが、実はこれをやってしまうとそこで雑菌が繁殖し臭いのもとになります。洗濯機の中なんてもってのほかです、臭い天国になってしまいます。ですので、特にブラウスなどの衣料はかごの淵にかけるなど湿気がこもらないように、干し気味にしておきましょう。

・酵素系漂白剤で臭い撃退

漂白剤といえば、落ちにくい汚れを落とす洗剤。と思いがちですが、実は酵素系漂白剤には殺菌効果があり、これを入れるだけで洗濯ものの臭いは軽減。さらに漂白系洗剤は洗濯槽の雑菌落としにも効果あり。衣類の洗濯表示を見てOKならば、酵素系漂白剤は使える洗剤です。

・汚れものはたたむときまで裏返し

衣服を脱ぐとき、食べこぼしなどの特別なシミがない場合は裏返しで脱ぎましょう。そしてそのまま洗濯、そのまま干して、表にするのはたたむときでOKというのも、衣服の汚れで最も警戒すべきは、埃などの外側の汚れではなく人間の皮脂などによる内側の汚れ。裏返しのまま脱いじゃうのは、ずぼらでも何でもなくむしろGOODです。

・洗濯テクニック:洗濯物は速乾が命

洗濯のポイントで最も大切なのは、洗濯が終わった後。
部屋干し臭の防止や型崩れ防止のためにも、いかに洗濯物を手早く干して乾かすかがその重要な要素になってきます。

・脱水時に乾いたタオルを一緒に

汚れていない乾燥したタオル、バスタオルならさらによし。これを洗濯から脱水に変わった時に一枚洗濯槽に入れて脱水するだけで、全体の乾燥時間がグッとと変わります。タオル一枚干す手間が増えるだけで、効果は抜群です。

・珪藻土のマットはスグレモノ

室内干しの際、干すものの下に新聞紙をしく方法聞いたことがありませんか?
これは、下に吸湿性のものを置くと乾燥が早いというものなのですが、もしも準備できるなら珪藻土マットが最適。乾燥時間がグッと変わります。値段もそれほど高くはありませんし、新聞紙と違って何度も使えます。

・干す場所は出来るだけ高く

湿気は下の方に集まります。
ですので洗濯物を干すときは、出来るだけ高い位置に干すのが鉄則です。室内干しの時は、壁から出来るだけはなし、高い位置を捜して干すと、干す時間が変わってきます。

洗いにくい素材や形状の衣服の洗い方

最後に洗いにくい素材や形状の衣服を洗う時に気を付けることを。繰り返しになりますが、基本はクリーニングと覚えておいて無理して洗わないように気をつけましょう。

・シルク

シルクは傷みやすい素材の代表格。
もし自分で洗うのであれば、手洗いが鉄則です。
どうしても洗濯機で洗う場合は、ネットは絶対必要ですが、オススメはできません。

・レーヨン

レーヨンは水に弱い素材。
100%に近いものは迷わずクリーニングに出しましょう。洗濯機を使う場合は割合が低いものだけネットで洗うことが出来ます。

・羊毛(ウール・カシミア)

縮む素材として代表的なウールやカシミアといった羊毛系。
洗う時のポイントとしては中性洗剤でウールやカシミアなどニット洗いに特化したものを使いましょう。乾燥機は厳禁、干す際も直射日光を避けて平干しするなどしましょう。

・レースや刺繍

レースや刺繍などの繊細な装飾のある衣服は、基本的にはクリーニングが無難です。もし家で洗う際は、おしゃれ用洗剤を使ってネットに入れてできるだけ優しく洗うコースで洗いましょう。干す際は幅広のハンガーなどを使えば型崩れ防止になります。

洗濯物は貯めないのが重要

衣類を守る洗濯、色々な方法がありますがすべてに共通するのが手際。そしてその手際を最も効果的に発揮するためには、洗濯物は溜めずにマメに洗っておくということです。汚れやにおいを落とすためにも、効率よく速乾を目指して干すためにも、そして洗いにくい物を特に気をつけて洗うためにも、洗濯時の汚れものは少ないほど効果アップ。ある意味、最も大切な洗濯の極意は「毎日洗濯をする」なのかもしれませんね。

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