「えっ、こんなに!」誰でも簡単!お気に入りのスニーカーを蘇らせる方法とは?
こんにちは!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
コロナウイルスの影響から緊急事態宣言が延長され、お気に入りのスニーカーがあっても、なかなか履けない日々が続いています。
そんな時だからこそ、お気に入りのスニーカーをキレイに優しく洗って、普段履いているスニーカーに感謝の気持ちを伝えましょう!
この記事では、お気に入りのスニーカーを、誰でも簡単に尚且つキレイに保つ方法について、洗い方からブラッシングのコツ、収納方法まで、5つの観点からご紹介します。
今回ご紹介する方法は「プロ仕様」ですから、今までスニーカーをゴシゴシ洗う方法しか知らなかった人は、間違いなく目からウロコが落ちるはずです!
この方法論だけ知っておけば、きっとスニーカーを洗うのが楽しくなるはずです!
ではさっそくポイントを見ていきましょう!
その1:スニーカーは洗いすぎないと誓うべし
スタートから「えっ、なんで?」という言葉が聞こえてきそうですが、これはとても大切なことです。
スニーカーはアクティブなシーンで使うことが多いので、お気に入りのものを履き続けていると自然と汚れがちです。しかし、その都度汚れを落とすようなことは、かえって寿命を縮めるおそれがあります。
ハイターのような漂白剤を使ってしまうと、色落ちでせっかくの風合いが台無しになってしまいます。
ブラッシングは汚れを落とすのに効果的ですが、やりすぎると傷が目立ちます。洗いすぎると、ソールにスニーカー生地の色が染み込んできます。
スニーカーって、実はそれくらい繊細な靴なんです。
まずは、スニーカーの個性を知って、できるだけ靴に負担をかけずに汚れを落とすことを心がけましょう。
洗うタイミングですが、ちょっとした汚れを目安にしているとキリがないので、靴の中のニオイが気になったタイミングなどを目安にしましょう。
具体的には、新品の靴を履き続けてニオイを感じ始める、3ケ月・4ケ月目あたりが一つの目安です。
人によっては1ヶ月目あたりからニオイが気になる場合もありますから、自分のタイミングで洗うことをルーティーン化してみましょう。
その2:スニーカーを洗う時は「優しく」洗うべし
普段からスニーカーを洗っている人の中には、汚れた部分をブラシでゴシゴシこすっている人も多いと思います。
実は、スニーカーの汚れを落とすのに、ブラッシングはそこまで重要ではありません。
基本的には、40℃ほどの熱さのお湯をはったシンク・バケツにスニーカーを入れて、そこにキャップ1杯の液体洗濯洗剤を混ぜて放置でOKです。
「そんな簡単でいいの?」と思うかもしれませんが、最近の洗濯用洗剤には酵素が含まれているものが多く見られ、繊維の奥まで染み込みながらスニーカーの汚れを落としてくれます。
靴ヒモの汚れを落とす場合は、靴からヒモを取り外して、別のバケツなどでつけ置き洗いすると効率的です。
細いヒモをゴシゴシとこすってしまうと、ほつれの原因になることもありますから、靴も靴ヒモもできるだけ優しく扱いましょう。
その3:スニーカーをブラッシングには重曹を使うべし
スニーカーをつけ置き洗いする場合、基本的にはブラッシングせずに乾かす方向で進めますが、この時水の中に重曹を混ぜておくと、より効果が出やすくなります。
割合としては、およそ300~400ccに対して大さじ1杯が目安になりますから、水の量に応じて杯数を調整しましょう。
また、ブラッシングを行う際には、重曹ペーストを作って歯ブラシで磨くのが効果的です。
大さじで計算した際に4:1(重曹大さじ4杯・水大さじ1杯)で混ぜ合わせて作ります。
気になる部分を重曹ペーストでこすると、こびりついた汚れをしっかり落とせます。
掃除やクリーニングでよく重曹が使われるのは、重曹が持つ「特性」にあります。
重曹は比較的水に溶けにくい物質で、それでいて硬度も高くないことから、柔らかいクレンザーのような効果を発揮します。
また、重曹は油脂を加水分解する(ケン化)ため、人間の皮脂から石鹸ができ、その石鹸が汚れを落としてくれるというメカニズムを持っています。
汚れを落とすのに一石二鳥の働きをしてくれる、非常に優れた物質が重曹なんです!
重曹は自然界に存在する物質なので、水に流しても環境を汚染するリスクがないため、普段の衣類の洗濯に使う人もいます。自分の身体のためにも、できるだけ安全に使えるものを選びたいですね。
その4:スニーカーは乾かし方に気を配るべし
スニーカーは、洗ってからのケアが重要です。
もともと日本は湿気が厳しく、そこに高温・栄養・酸素が加わると、あっという間にカビに侵食されます。特に、乾いていないスニーカーには、カビの栄養分となる水分が含まれているため、干し方・乾かし方が重要です。
洗い終わったら、乾いた雑巾で水分を取り、変色を防ぐために晴れの日の外で日陰干しして乾かします。玄関はかえって空気がこもりやすいため、ベランダや縁側などを使い、乾きを早めます。
どうしても室内で乾かす場合は、新聞紙を敷いた上にスニーカーを置いて、換気扇をかけ空気を循環させます。
ポイントは「空気の通り道」を作ることで、靴底に風が通るよう気を配ることが重要です。
フックを使って空中にぶら下げたり、扇風機で風を当てたりするのも効果的です。
ちなみに、靴を乾かせる乾燥機もありますから、早めに靴を乾かしたい人は使ってみてください。
その5:スニーカーは保管場所に気を配るべし
スニーカーの大敵は湿気です。
そのため、下駄箱に収納する場合、ただ収納するだけでは状態が悪くなってしまうおそれがあります。
せっかく洗ったのに、カビが生えってしまっては元も子もありませんから、収納する保管場所にも気を遣いましょう。
できれば、扉が閉まるタイプの下駄箱ではなく、オープンラックのようなデザインのものを選び、換気の必要がないものを選ぶのがベターです。
ただ、住宅の構造上、どうしても扉のある下駄箱を使わなければならない場合もあると思いますので、その際はこまめに扇風機で風を通したり、除湿剤を使ったりして対応しましょう。
また、ハイカットスニーカーは高さを他の靴と合わせにくいため、収納時は1段分を割り当てたり、サイズの違う靴箱を選んだりするとよいでしょう。
おわりに
スニーカーをキレイに保つには、洗う・干す・収納する場面それぞれで、気を付けなければならないポイントがあります。
洗う際はできるだけ優しく洗い、乾燥させる際は日光よりも風通しを意識して、収納時は湿気を防ぎます。
意外と手間がかかるように思うかもしれませんが、そもそも洗う回数は普段着の洗濯よりも圧倒的に少ないですし、洗い方も気合いを入れて入念にこするようなやり方じゃなくてOKです。
大切なスニーカーと長く付き合っていくためにも、できるだけ素材をいたわる方法を選びましょう!