コロナ禍だからこその「ワーケーション・デュアルライフ」

ワーケーション・デュアルライフ

新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、働き方にもたくさんの変化が現れました。その中でも注目されている働き方が、この記事でも再三お伝えしている、休暇と併用して旅先で仕事をする、「ワーケーション」です。

お気に入りの地で「暮らすように」「旅するように」働けるなんて理想の働き方と伝えていますが、ワーケーションには、意外な問題点があります。

今回はこの問題点について不安を払拭する為にまとめてみました。その問題点、長野で解決することができるのです!

生産性?コスト?そうではない ワーケーションの意外な問題点とは

一般的なワーケーションの問題点は、「生産性が低下する」「コストがかかる」などが考えられるかと思います。

しかし、意外であり、かつ深刻でもある問題が、「生活や休養にあてるべき時間がワークに浸食されてしまう」ということにあります。

日本人の生真面目さが問題!?休みたいのに休めない…

ワーケーションは最近できた働き方のため、「ワーク」と「バケーション」を両立するという以外、滞在のスタイルの基準が確立されていません。なので、バケーションを楽しみながら仕事をすすめるという柔軟な働き方は、自分の裁量次第になりますよね。

外国なら“サボる”ということが心配されそうですが、日本人は(生真面目な故に!?)バケーション部分までをワークの時間に充ててしまったりと・・・。すると、ワ―ケーション中のワークライフバランスが、通常の仕事時よりも悪化して、身体やメンタルに悪影響を及ぼす可能性がでてきます。

メリットいっぱい 長野でのワーケーションで問題解決

どこでも“働ける”という部分に注目されがちなワーケーションですが、本来の目的は違いますよね。

・長期休暇をとりやすくなる
・休暇でリフレッシュできる

このようなメリットを活用するために、ワーケーションがあります。

そして、長野でのワーケーションならば、リモートワークのメリットを最大限に利用することもでき、リモートワークの問題点も解決することができるのが本来のメリットです。

長野でのワーケーションで問題解決

観光誘致などでも先進的な取り組みをしている長野ですが、ワーケーションに関しても、積極的に取り組んでいます。そして、その取り組みにより、ワーケーションのさまざまな問題が解決できています。

ワークとバケーションを完全分離 ~岡谷市で解決~

ワーケーション/長野

【岡谷へ行こう】ワーケーション受け入れについて
<ワーケーション助成制度もあり!>

休暇や静養、さらに生活にあてるべき時間までがワークに浸食されるという問題については、岡谷市で解決できます。

岡谷市は長野県の南部にあり、諏訪湖に隣接する長野県内のなかでも面積が最小の都市です。かつてはシルクの都として栄え、現在では精密工業都市となり、“東洋のスイス”とも言われるほど、きれいで澄み切った空気が自慢の地です。岡谷市では、市直営のコワーキングスペースを設置しています。

木のぬくもりあふれるスペースには、無料Wi-Fi・プリンター・シュレッダーなどの設備も完備されていて、1時間100円、6時間500円と破格の値段で使用できます!

さらに、ポケットWi-Fiの貸し出しも行っているので、仕事の合間に近所の自然や街並みを散策することも可能です。

心や体の不調を解消 ~白馬村で解決~

ワーケーション

テレワーク中心の業務から発生するストレスや眼精疲労などの問題については、白馬村で解決できます。白馬村は、長野県の北西部に位置する北安曇郡の村です。

北アルプスの麓にあり、冬はスキー、夏は登山の観光客が訪れ避暑地として知られています。白馬村の観光開発に積極的に取り組んでいる観光開発会社が、ワーケーションの受け入れを積極的に進めるために、施設が充実しています。

北アルプスのパノラマビューが楽しめる絶景スポットである白馬マウンテンハーバーには、テラスで仕事ができるコワーキングスペースが用意されています。

また、周辺に広がる森の中には、電源・Wi-Fi完備のワーキングスペース「森のオフィス」が設置され、木漏れ日の下、オープンエアの環境で仕事ができます。

モニターで疲れた目を北アルプスの山々の眺望で休ませ、タイピングでこわばった身体は森の散策でほぐしちゃいましょう。仕事が終了した後は、山の麓にある宿泊施設で名物料理に舌鼓も打てちゃいますよ。

いずれは移住も!?ワーケーションをお試し移住に~奥志賀高原~

SDGs 長野

ワーケーションで地域貢献や地元とのふれあいを行い、お試し移住の機会にするという方法もあります。

長野県下高井郡山ノ内町にある標高約1,000mに位置する高原地帯である「志賀高原」。冬は18ものスキー場が営業する、日本最大級のスノースポーツエリアとして知られています。

その志賀高原にあるホテル「グランフェニックス奥志賀」では、2泊3日からのワーケーションプランを体験できます。ワーケーションプランが用意されているホテルは珍しくありませんが、このホテルでは様々な体験プログラムによって、地域貢献や地元とのふれあいが可能なのです。

「SDGs体験プログラム」では、志賀高原にある数々のトレッキングコースに設置されている遊歩道の整備や高山植物保護などの自然体験を通したワーケーションプランを体験できます。

また、「ジビエ体験プログラム」では、現役の猟師さんと一緒に観光ルートではない山林に入り、動物を獲るのに必要なスキルを体験します。旅行だけでは体験できない地域貢献や地元とのふれあいをすることで、ワーケーションでありながらも、お試し移住のような体験をすることができます。

移住したい県“15年連続日本一”という称号は、何の苦労もなく得られているわけではありません。官民一体となった長野県の、たくさんの努力によるものなのです。

「ワーケーション」におけるこれらの取り組みを見ても、長野らしさを余すことなく発揮している内容だらけです。

豊かな自然と温かい人柄

長野に来れば、ワーケーションも大成功間違いなしです。

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