長野での『デュアルライフ』がますます身近になる!長野県観光機構とAirbnbのパートナーシップ締結を絶好の機会に

官民が一体となって移住やデュアルライフへの取り組みを進めている長野県ですが、また新たな取り組みがスタートしました。長野県内の観光振興事業を推進する一般社団法人長野県観光機構と、民泊事業を運営するAirbnb Japan株式会社がパートナーシップを締結したのです。

これは、La Barbaも賛同する、SDGs 17の目標である「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当する試みでもあります。

今回のパートナーシップ締結での目論見とは

ポストコロナ/長野・airbub

もともと、行政が移住やデュアルライフに対して前のめりになっていた長野県ですが、今回も本気度が違います。

長野県とAirbnbでWinWinの関係

「暮らすように旅する」というAirbnbの旅行スタイルを通じて、長野県は新しい観光需要を創出することができます。さらに、Airbnbは、良質なホストを育成することができるというわけです。

また、長野といえども、一般の方にとっては“民泊”の知名度や理解度もイマイチ…しかし、世界的に有名なAirbnbが長野にスポットを当ててくれることで、長野内部での民泊の普及啓発にも繋がり、本当楽しみな試みです!

地元民が発見できない長野の魅力の開発

すでに、Airbnbの公式サイト内には長野県の特設サイトが開設されていて、世界中に向けて長野の魅力を発信してもらっています。

「長野県の名物料理を有名店で食べる」というありきたりなプランではなく、地元の“知る人ぞ知る”といった「Izakaya」を訪れるプランなどが設定されています。長野のよさにどっぷりと浸かりすぎてしまっている地元民では到底思いつかないような、興味深いプランがたくさん紹介されています。ぜひ、検索してみてくださいね。

新たな世代を巻き込んだ情報発信方法の活用

民泊ワーケーション

古民家「ゆいまーる」

Airbnbのユーザーは、「ミレニアル世代」や、ミレニアル世代がさらに進化した「Z世代」と呼ばれる若者が中心になっています。長野でしか味わえない民泊の体験をしたデジタルネイティブやソーシャルネイティブたちは、彼らの得意とする方法で長野の魅力を世界的に発信してくれます。

新たな世代を長野に巻き込むことで、大きな投資やシステムを必要とせずに、効率よく世界中に“長野”をアピールすることができてしまうのですね。

Airbnbをデュアルライフの足掛かりに

デュアルライフ/サスティナブル

実際に長野にデュアルライフの拠点を置こうとしても、決断することは簡単ではありませんよね。しかし、今回のパートナーシップ締結は、デュアルライフを考えている人にとっては、またとないチャンスにもなっているのですよ。

暮らすように宿泊できる

民泊の大きな魅力は、「暮らすように泊まれること」ですよね。ホテルや旅館に宿泊することでは、その土地の本当の空気にふれることはできません。

実際の生活に限りなく近い経験ができることで、拠点を置いた後の生活をより具体的に想像することができます。

その土地の気候にあった住宅を体験できる

その土地の気候は、住んでみなければわかりませんよね。完全空調で快適に過ごせるホテルでの宿泊では、長野の厳しくも優しい気候に直接触れてもらうことができません。

その土地の人が実際に生活をしている住宅から得られる家作りのヒントは、自分が長野に家を建てる時の大きなヒントを与えてくれるでしょう。

地域のコミュニティと触れ合える

長く快適に生活するうえで人間関係は欠かせませんが、新たな人間関係を築いていくことは、大変な苦労とストレスを伴いますよね。

民泊では、実際にコミュニティに飛び込んでいくことができます。その際は、失敗してもOKです。気軽にチャレンジして、自分にぴったりのコミュニティを探すようにしましょう。

パートナーシップ締結で広がる新たな可能性

SDGsパートナーシップで目標を達成しよう

Airbnbとの締結は、長野県の観光資源の有効活用や地域観光への貢献だけではなく、新たな可能性をたくさん秘めてます。

「ないこと」「しないこと」は簡単そうで難しい

長野県には有名観光地以外にも魅力的なエリアがたくさんありますが、そこでは魅力的な「何か」を味わえるのではなく、「何もない」「何もしない」という贅沢を味わうことができます。

情報過多の都会での生活では、「何もしない」を実行することは至難の業ですよね。しかし、Airbnbが長野をプッシュアップしてくれることで、「何もしない贅沢」を味わえるデュアルライフがよりいっそう身近になってくるのです。

デュアルライフから移住へ

長野デュアルライフ

デュアルライフから完全移住を考えた時に、ネックになってくるのが雇用の問題ですよね。コロナ渦の現在、「ワーケーション」が注目を浴びつつありますが、その仕組み自体も永久に続くという保証はありませんよね。

しかし、今回の締結で経済が活性化されれば、長野に雇用先が創出されます。そうなると生活の基盤を完全に長野に移すことも可能になり、デュアルライフから移住へとシフトさせることも可能になってくるのです。

【まとめ】

自分のライフスタイルをチェンジさせるためには、何かのきっかけが必要ですよね。今回の「長野県観光機構とAirbnbのパートナーシップ締結」というニュースレポート。この見逃しそうな小さなニュースレポートを見つけられた時点で、あなたのデュアルライフへの歯車は動き出しているのかもしれませんよ。

デュアルライフ 長野


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