心が動くもの 欲しくなるもの

大切にしていること

このコロナウィルス感染がここまで広がる以前、1月中旬から3月の中旬まで2020年FW(秋冬)都内展示会に商品仕入れの為、毎週のようにメンズ&レディースのバイヤーと共に出張していました。本来であれば4月末までの予定だったが、今はこの非常事態に自粛を余儀なくされた。(全社員都内出張禁止)私は上田城を眺めながら、上田駅前に車を止めて片道新幹線で80分、ラバルバのバイヤーは長野駅から90分。アシスタントバイヤーは高速バスで240分。(一番大変)16年間毎年、毎シーズン欠かすことができない大切な大切な仕事だし、一番楽しくもあり遣り甲斐を感じる仕事だ。私たちは店頭もWeb担当もできる限り、そのブランドのデザイナーやパタンナーや営業担当の方々と直接、顔と顔を合わせて、「誰が」「何を」「どのように」してこの商品が作られているのかを大切にしています。

クラフトマンシップとは「魂(たましい)」の叫びだ!

しばしばものつくりの世界などで使われるこの言葉を漢字に置き換えると「職人気質(しょくにんかたぎ)となります。
クラフトマンシップと聞くと、クラフトマン(職人)が地味にコツコツと手作業するっていう捉え方をする人も多いかもしれないが、実はそういう意味ではなくて、少しでも今よりもより良いものを作ろうと日々最善、改善を積み重ねる人を言います。
つまり、クラフトマンシップとはものつくりのプロと呼ばれる職人の「魂(たましい)」のことを指すのです。

この「魂(たましい)」に共感しているんだ!

私達は、この作り手の思い、ものへの拘り、それまでの苦労話し、背景、ストーリーに深く共感したとき心が動く傾向があります。
「心が動いたもの」「世界観があるもの」「本物」「ここにしかないもの」「懐かしいもの」「つながりあえるもの」これらを理論(理屈)ではなく感情が動いたものを仕入れます。
多分、私達が日々大切にしている価値観、「少しでも今よりもより良いものを作ろうと日々最善改善を積み重ねる人」が好きなんだ。共感しているんだろう。

LaBarbaの服、タイコーの靴下、IVYプロダクトの財布

創業以来14年間、LaBarbaのオリジナル商品を手がけているラバルバのデザイナー荒井とは長年のパートナーです。弊社のオリジナル担当をしながら、自身のブランドを全国のセレクトショップ50店以上と取引し、大手セレクトショップ数社とのコラボレーションや、ZOZO TOWNで売り上げランキング1位を何度も獲得したり、異業種ではTOWER RECORDS(タワーレコード)とのコラボレーションなども話題を集めました。そんなラバルバのデザイナー荒井と長年磨き続けてきたラバルバオリジナル商品の数々は私達の誇りです。縫製工場に属しながら自身のブランドを作っていた荒井は、デザインからパターン、生産管理まで一貫して行える数少ないこの道の職人です。

ラバルバオリジナルはこちらへ。


そんな彼と、昨年から長野市にある創業70年にわたって靴下を中心に企画開発・製造を手がけているタイコーとのオリジナル靴下も大変反響を集めメディアでも紹介いただきました。

La Barba × タイコーの靴下はこちらへ


また長野に自社工場アトリエがある革小物専門職人のIVYプロダクトの高橋くんにラバルバオリジナルの財布を製作してもらっています。革の質、縫製、デザインと3拍子揃った秀作です。

La Barbaの財布はこちらへ

ショップオリジナルのクオリティってどうなんだ??


正直、他社のオリジナル商品のことはわかりません。すごく良いもの。全然良くないも。利益重視のもの。セールを前提に高い値段がつけられているもの。それでもびっくりするくらい売れているもの。本当に様々なオリジナル商品が売られていると思います。一般的な常識はオリジナル商品は利益率が高くて儲かる商品であると言われています。
私達のラバルバオリジナルはと言うと正直、利益率が良い商品も、めちゃくちゃ利益率が悪い儲からない商品の両方があると言うことです。なぜなら下代(原価)に対して何パーセントを上乗せして上代(売値)を決めると言う考え方を持っていないからです。みんなで意見を出し合い上質を追求した先に仕上がったサンプルを見て、着て、耐久性などのテストを繰り返して、下代をできるだけ見ずに上代(売値)を決めているのです。「1000円でも価値の低いものは高い」「100000円でも価値の高いものは安い」と考えてます。こんな姿勢を評価してくださり雑誌・電子書籍のBeginさんからも全国8地方の注目ショップとして取り上げていただき”絶対に他では買えないもの”として評価いただき取材もいただきました。それによる反響はあまりありませんでしたが、、、笑
でも雑誌に軽く掲載されたくらいでは物の本質は見極められないのでそれでいいのです。

少しでも今より良いものをお客様に届けて喜んでいただこう!!

私達が大切にしていることは、「縁ある人を幸せにすること」です。耳障りの良い言葉に聞こえるかもしれませんが本気でそう考えています。
そのために、少しでも今よりもより良いものを作ろうと日々最善、改善を積み重ねる人を目指しています。ものつくりのプロと呼ばれる職人の「魂(たましい)」に共感したものと、自分たちで創り出すもので喜んでいただきたいのです。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする