忘れてませんかキャップのアフターケア!アウトドアでも即ケアがポイント

帽子/CAPのケア方法

衣類やアイテムのアフターケアをしっかりやる人でも忘れがちなのがキャップのお手入れ。一見、別に汚れてなさそうでも、実はキャップは汚れるアイテムの中でも上位に入るんです。

考えてみれば、ほぼ毎日シャンプーしないと髪の毛はベッタベタになるんですから、同じ場所にあるキャップが汚れないわけがないんですね。そこで今回はキャップのアフターケアについて。アウトドアでもできる、ちょっとした一手間も合わせて紹介します。

洗濯表示、これはもう必須

アフターケアにおいてもはや言うまでもない基礎知識になってきましたが、洗濯表示はマストです。

・キャップにも洗濯表示があります

知らない人も結構いますが、キャップにもちゃんと洗濯表示がついています。しっかりと確認して、それに従ったケアをするようにしましょう。特に「P」や「F」と書いてあるものは、自宅での洗濯は厳禁ですので、クリーニングに出すようにしましょう。

洗濯表示:
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html【消費者庁】

・洗濯表示が見えない!そんな時。

キャップは摩擦の多いところですし、結構汗で汚れやすいので洗濯表示が見えなくなっている場合があります。ネットには「洗濯表示がない場合はちょっとづつ試して洗う」とかいてあるものもありますが、大切なキャップであればあるほど「洗濯表示がわからない場合はプロに任せる」ことにしましょう。やってみて「まずい色落ちした」となっても、もとには戻りません。

洗うのは優しく、乾かすのは型崩れを意識

帽子の洗い方/ケア方法

キャップの手入れ、その基本は二つ。優しく洗って、型くずれを防ぎながら乾かす。です。

・蛍光剤の入ってない洗剤で、優しく手洗い

手洗いをする場合は、ぬるま湯に蛍光剤の入っていない洗剤を入れて洗います。この時、ブラシでゴシゴシ洗ったり、もみ洗いをすると型崩れや毛羽立ちの原因になるので、基本は押し洗い。つばの部分が折れないように気をつけて、優しく洗いましょう。とうぜんすすぎも優しく、生地が薄いものならシャワーだけでもOKです。

・洗濯機OKの場合はネット必須

洗濯機OKの場合は、ネットに入れて手洗いコースなどで洗えばOK.脱水に関しては、短い時間で済ませるのがベターですが、ベストの選択は脱水にはかけない、です。脱水は強い力が働くので、型崩れの大敵です。

・洗ったらまずは拭く。

キャップを洗ったら、乾かす前にしっかりと拭きましょう。吸水力の強いバスタオルなどでしっかりと水分を拭き取り、優しく包み込むように水気をとっていきます。ここで、手がぬるっとするようだと洗剤が残ってますので、もう一度すすぎ。キャップの内側にもタオルを押し付けてしっかり水気を取ります。

・乾かすときは型崩れ防止を

キャップを乾かすときは乾きやすさより型崩れ防止が一番の優先事項。いくら乾きやすいと言っても、日当たりのいい場所に洗濯バサミでぶら下げたら、型くずれする上に日焼けしてしまいますので絶対厳禁。基本的には、タオルなどを詰めて陰干ししましょう。100均で売っている調理用のザルなどにかぶせてもOK。

ただ、ネットでよく見るペットボトルを使った乾かし方はおすすめできません。これは、ペットボトルにかぶせる様に干す方法ですが、目をはなすと倒れていることが多く、型の付きやすい素材のキャップだとペットボトルの頂点に向かってとがるような型が付く場合があります。

アウトドアでも実践できる!即ケア方法

帽子:CAPのケア:アウトドア編

キャップのアフターケアでいちばん重要なのは、実は即実行できる簡易ケア、略して即ケア。使った直後にこの即ケアができれば、これが一番有効です。

・食器用洗剤と水、そしてタオル。

キャップで一番汚れる場所、そして臭う場所、シミになりやすい場所は縁にある汗取り部分。つまり、ここを、かぶるたびにケアできれば、かなりキャップは長持ちします。そして、ここの部分だけをとりあえずケアするのであれば、食器用中性洗剤と水、あとはタオルがあればOKなんです。ほんとに、簡単にすぐできて、効果抜群です。

・アウトドアでもできる、かんたん即ケア。

即ケアの方法は、かんたん。タオルに中性洗剤を混ぜた水をつけて、キャップの汗取り部分をポンポンと軽く叩くようにして拭いていくだけです。タオルの両端を使って、一方でこの作業をしたら、もう一方の乾いた部分で今度は水気を同じようにポンポンと拭き取ります。

キャンプなどのアウトドアでも、これならすぐに実行可能。汗で湿った帽子をそのままにしておくと一晩でもかなり臭うときがありますので、やっておくと安心です。

・乾かすときは陰干しで

乾かすときは、洗濯したときと同じように陰干しがマスト。全体をしっかり濡らしているわけではないので、型崩れはあまり気にせず、日向ではない風通しのいいところに干しておきましょう。アウトドアの場合は、飛ばされに注意!テントや車の中が安心です。

普段の即ケアがあれば洗濯はワンシーズンでほぼOK

帽子のケア方法

よほど大汗をかいて全体的に汚れたり、泥に落としたとかでなければ、普段のお手入れは即ケアだけでOK。しっかり洗濯するような場合は、秋冬ならワンシーズン、春夏でも月1でほぼOKです。日頃の手入れを怠らなければ、キャップは一生モノのアイテムにだってなれます。大切に使って、愛着のある相棒に育ててみてください。

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