皆さんこんにちは、こんなに暑くても「冷やし中華」ではなく「ラーメン」を頼んでしまう、クリエイティブデザイナーの荒井です。
先日は「La Barbaオリジナル」の2020春夏シーズンのサンプル製作に向けて生地問屋さんを回って来ました。
生地問屋さんには、数千、数万種類?の数え切れいないほどたくさんの生地見本が置いてあります。その中から今回の「La Barbaオリジナル」として使用したいイメージに近いものを探すわけですね。
服作りの上で生地選びは、とても重要な要素になるので、気を使う点がとても多いです。
着心地はどうか?
経年変化はどうか?
安っぽくはないか?
厚みはどうか?
透け感はどうか?
膨らみ感、落ち感など質感はどうか?
デザインに適している生地か?
トレンドと比べてどうか?
など、服になった状態を想像しながら厳選して行きます。
これに加え生地のコスト、在庫量、仕入れ時の条件なども考え、La Barbaの顧客様に向けてベストなものを選ぼうと思うと、僕は15年繰り返している作業ですがいまだに結構テンパります(汗)
この日は丸一日かけて、5つの生地メーカーのものを見てきました。良さそうな生地が結構ありましたのでご期待ください!
皆さんは洋服選びの時、生地ってどの程度気にして見ていますか?
雰囲気で選ぶ人もいれば、混率や質感などすごく細かく見ている人もいるかもしれませんね。
洋服にはトレンドというものがありますが、一見同じように見える生地の中にもトレンド感があることはご存知でしょうか?
最近の傾向だと、Tシャツなどに使われる天竺生地は、やや肉厚のものがトレンドです。
なぜ厚手になっているかと言うと、シルエットの影響が大きいと思います。
昨今はリラックスシルエットが主流ですが、リラックスシルエットに薄手の生地を使うと生地が下に垂れてしまいシルエットが主張されません。なので適度に肉厚の生地を使うとカチッと形が出てシルエットが強調されるので、それを意図して使用されていることが多いと思います。
あとはナイロン、ポリエステルなどの化繊の生地もトレンド感あるものが多いです。
ひと昔前は、化繊の生地は安っぽいなんてイメージがあったかもしれませんが、色々な形状に変化する化繊の発達はすごくて、とてもバリエーションが増えました。
ファッションとしてはスポーツっぽいものではなく、コットンなどの天然素材のようにマットな質感だけど実はナイロンでシャリ感がある、みたいな生地はトレンド感ありますね。
あとはアスレジャーなどの台頭により、ストレッチ性、給水速乾、防臭など高機能を持った生地も化繊のトレンドだと思います。
いかがだったでしょうか?
こんな感じで生地にも真剣に向き合っている「La Barbaオリジナル」は8月の中旬から2019秋冬ものが入荷してきますので、ぜひご注目してください!
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よりお買い物がし易くなりました。