信州の冬を快適にする、長野市タイコーさんで製作したとびきり暖かいふわっふわ靴下再登場

タイコーさんにて暖か靴下を製作

とても寒い信州の冬を快適に過ごして頂きたいという思いから「ウール素材に裏起毛を配した、とびきり暖かい靴下」を作ろう!をスローガンに掲げてLa Barbaと同じく長野にある靴下工場「タイコー」さんに相談しました。

ラグビーワールドカップ日本代表選手のソックスを製作する工場

こちらの工場は、何と【2019年ラグビーワールドカップ日本代表選手のソックス製作】を担当した工場です。

確かな技術のタイコーさん

完成までには相当数の失敗と改善を繰り返しましたが、素晴らしい技術を持つ「タイコー」さんの協力もあり最終的には自信を持っておすすめ出来る、とても素晴らしい商品になりました。

暖か靴下完成までの道のり

完成までの道のりとしては、1回目のサンプルは、”ウール100%”の糸で製作。裏起毛もすごく良い感じに仕上がり、とても暖かい!
ただ、着用テストをしてみたところ、すぐに表側が毛玉になってしまいました。柔らかく肌触りが良い糸だったので、その分、毛玉にもなりやすかったんですね。ん~残念。

その毛玉問題を改善をする為に、工場さんに相談すると「少しアクリルを入れた糸なら毛玉は改善されます。」ということだったので、”ウール70% アクリル30%”の糸で、2回目のサンプルを製作して頂きました。

2回目のサンプルの出来はというと、見た目、素材感、暖かさ、毛玉になりづらさが格段によくなりました!
がしかし!最後に暖かさをさらに増す為に裏面にふわっふわの起毛をかけるのですが、この起毛が理想としていたふわっふわの起毛にならず。う~~ん惜しい!
起毛がかからない理由としては、毛玉になりづらさを考え、糸に毛羽が少ないものを選んだので結果起毛もかかりにくかったんですよね~。もの作りは難しいですよね~。

3回目のサンプル製作に向けて、条件としてはこんな感じです。

①毛玉になりづらい
②裏の起毛がしっかりかかる
③ウール混率が高めのもの

難しいのは、①毛玉になりづらい、②裏の起毛がしっかりかかる、この2つは相反する要素なんですよね。
「毛玉になりづらいということは、起毛もかかりづらい」
「起毛がかかりやすいということは、毛玉になり易い」

タイコーさんのご協力あっての完成

こんな無理難題のテーマなので、打ち合わせは難航しまして、タイコーの熟練の職人さん達とも話ながら「あ~でもない、こ~でもない」数時間、案を練りました。

本当に工場の「タイコー」さんの協力には感謝です。
「お客様にとってどういうものが良いものなのか?」を突き詰めすぎて、工場としてはなかなかめんどくさいテーマを言っている僕たちに、まったく嫌な顔をせず協力的に進めてくれたことには本当に感動しました。

このテーマに関しては、相反する部分の最大公約数を目指す為、数種類の糸と起毛の仕方でテストを行い、3回目のサンプル製作に向かって頂くことになりました。

そして③の、なぜウールにこだわるのか?と言うと、ウールはなんと「自ら発熱する繊維」なんですよね。僕も今回の靴下製作で知った事実です。なので暖かさでは最強です。
長野の寒い冬には、そんなウールの靴下で皆さんの足もとを温めて頂きたいと考えている為です。

昨年、発売後2ヶ月で即完売してしまった渾身のソックスをぜひお買い上げください。

La Barba(ラバルバ) 暖か靴下(ユニセックス) 2020Ver. 2090


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