アフターコロナの世界とは??

みなさんにとって、ここ数ヶ月はどのような月日だったでしょうか?
私は、できる限りこの期間にしかできないことを明確にして過ごした特別な月日でした。

会社の資金調達から始まり販管費の半分のキャッシュを調達し当面の資金繰りを安定させた後に、現状把握と進むべき道を社員全員で確認し共有しあい、変化に対応しながら新しい取り組みにチャレンジしてきました。緊急度の高いことに忙殺されることなく、アフターコロナに向けた重要度の高いことに時間を使うことの大切さや、自分ではコントロールできないことにフォーカスし、無駄に慌てたり騒いだりすることなく、コントロールできることにフォーカスをすることの大切さを学びました。

個人的な一番の収穫はというと、起業して16年、リスク対応しながら過度な急成長ではなく、自分自身の能力に対して身の丈にあった年輪を重ねるような堅実な経営をしてきたことが良かったと実感することができました。

少しづつ日常に戻っていくことを感じた6月ですが、コロナ後の新しい価値観と直面しているなんていう方も多いのではないでしょうか?

このままだと地球が2個必要だった?

少し前に読んだWWF(世界自然保護基金)のレポートには、この先、世界中が経済成長し続け、世界中の人々が欧米人や日本人と同じような生活をすると地球が2個必要になると書かれてました。もしコロナが起きなかったら、我々は持続可能な世の中とか、SDGsとか言いながらも、経済成長を求め、いずれ本当に大きな問題が起きていたのではないかと推測するわけです。そう持続可能ではない世の中が起きていたということです。(環境破壊・社会全体の崩壊・資源崩壊など)コロナで経済が止まったことで、中国大気汚染が減り肺炎が減少したり、インドのヒマラヤが良く見えるようになったり、ガンジス川が綺麗になったり、ベネチアの運河が綺麗になってイルカちゃんが泳いでいたり。このコロナの裏側では地球にとって良いことが起きているということを私たちは学んだのです。

素朴な疑問を持つ

よく言われる話ですが、コロナでの国内の死者が1000人前後。毎年肺炎での死者が10万人。インフルエンザでは1万人。なんでこんなに大騒ぎをしているんだ?未知のウィルスとか言いながら、なぜPCR検査できるの?みたいな素人なりの素朴な疑問や不自然さを感じることはとても大切なように思います。この素朴な疑問を持って口に出したら不謹慎のような風潮すらあることにも違和感を感じますが、自粛中に毎日メディアの情報を見ていたら、メディアの情報を全て鵜呑みにしないこと。全てが真実かどうかわからない。という視点も素朴な疑問を持つと湧いてくるのです。都市伝説的な話ですが、「メディアが必要以上に騒いでいるとき、社会の裏では未来にとって重要なことが審議され法案などが通っている。だから日経新聞の隅に書いてあることを見逃してはならない」という言葉もあるようです。笑

コロナで見えてきた未来

現在の世界で最も影響力があるのが、GAFA(ガーファ)Google・Apple・FACE BOOK・amazonこれら4社だ。私たちの生活とビジネスのルールを根本から変えつつあり、これからも変え続けるだろう。AIの普及発展(個人情報ビックデータ)によって人間の仕事が代替されるなんて言われている。2030年~2035年くらいには汎用AI(人工知能)ができ、AIによって今まで以上の大量失業者が出ることは確実に起こる。それがこのコロナショックで人の移動が減り、物の移動が増える世の中が加速度的に進みすぐに起きてしまった。そんなことが起きたら私たちの生活はどうなるんだ?そう、そこで登場するのが今回のような補助金や助成金という名のベーシックインカム(政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策)となる。この未来がこのコロナで時代が進み見えてきた未来なのかもしれない。

まとめ

持続可能な世の中、SDGsはこれからの人類にとって本当に当たり前の価値観になる。よくよく考えたら、私達人間は地球から多くの恵みをいただいて生きているからだ。太陽の光、空気、水(水は人間が途中で搾取してる)などいろいろなものを一円も支払わずに、無料で使っているのに、それらに敬意や感謝や愛を傾けづに、所有を主張しているのが現代の資本主義なのかもしれない。(より多くを所有するという考え方が中心になっているのかもしれない)

人間は地球にとって価値のある存在なのか?

もしかしたら地球にとって一番不必要な存在は人類なのかもしれない。だとしたら、私たちが、この世に生まれてきた意義は共通して、生まれてきて、死ぬまでに、ちょっとだけ地球にとって良いことをして次世代につなぐことなのかもしれない。


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