皆さんこんにちは、クリエイティブデザイナーの荒井です。
先日は2019年の秋冬企画の為に、長野県にある靴下工場「タイコー」さんへ伺いました。
こちらの工場タイコーさんは創業70年、確かな技術で皆様もご存知の様々なブランドの靴下やニット製品の制作を請け負っております。
今回は2回目の訪問だったのですが、初めて伺った時、ありがたいことにすでに代表の佐藤のことやお店のことを知って頂いていたようで、アポイントの電話の向こうでは「ラバルバから連絡がきたぞ!」となっていたそうです(笑)
しかも代表の佐藤が去年の7月に長野で行った「白井一幸さんの講演会」には、常務の息子さんが観に来て頂いていたり、共通の知り合いも多く、とても縁がある方々でした。こういうご縁は大変ありがたいことです。
今回、僕たちが靴下の第一弾で作ろうと企画しているのは、長野の寒い冬の足元を守る、めちゃくちゃ暖かい靴下です。
どの様なものが作りたいのか?アイディアを伝えると、様々な技術、様々な糸を見せて頂き、とても熱心に説明して頂きました。濃密であっという間に感じた3時間の打ち合わせでは、当初のアイディアから良り本質的な良い方向へ転がって行き、他にはない新しい靴下が生まれる予感です。現在サンプル制作を依頼して来ました。
物作りに対しての素晴らしい情熱と、僕たちに協力しようとしてくれる姿勢に、とても感謝いたします。
ちなみに日本のアパレル製造業界は今、若い人材が集まらず、高齢化も進み事業承継がうまく行っていません。ほとんどの工場は今の世代が終われば事業を閉じてしまいます。本当に危機的な状況なのです。これも流れなので、無理して続けさせる必要はないのかもしれませんが、少し寂しい現状はあります。
そんな状況の中、タイコーさんは事業承継がしっかり出来ており、現在の社長さんやスタッフも若いです。やはり新しい技術やチャレンジにも精力的で勢いを感じます。このような工場が日本の今後の製造業を支えて行くのだと心底思いました。
さて話は変わりますが、このような恵まれたご縁や物作りへの情熱に、毎回熱狂しながら製作している「ラバルバオリジナル」の2019SS新商品が入荷して来ております。今回もまたとても良いものが出来上がっています。本当に自信作です。
店頭、WEB SHOPでぜひ覧になってみてくださいね。
La Barba
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よりお買い物がし易くなりました。