ラ・バルバ「1%の熱狂」vol.50【洋服はどのように作られている?】

皆さんこんにちは、クリエイティブデザイナーの荒井です。

「La Barbaオリジナル」の2019AWシーズンのサンプルがおおよそ仕上がり、最近は量産に向けての作業に入っていました。

ここでの作業は大まかには、「パターン関連」「資材の発注」「縫製工場の管理」の3つになります。

主にどんな流れで量産に入っていくのか?どんなことを大切にして進めているのか?
今回は解説してみようと思います。

まずパターンといわれる生地を裁断する際に使用する型紙ですが、量産の前に修正が入る場合があります。例えば「袖丈-1.5cm、襟ぐり+1cm」などと修正したい部位と寸法を決めて、パターンを修正して行きます。

大切なのは「お客様により良いフィッティングになる」こと。
La Barbaオリジナルはシンプルな服が多いので、このちょっとした寸法調整がとても大切です。いつでもお客様が自信を持って着て頂けるよう、オシャレに見えるよう細やかに調整しています。
ここで最終的なシルエットが決定したらグレーディングという、MからLなどへサイズ展開をしてパターンの準備は完了となります。

続いて「生地、ボタン、ファスナー、下げ札」などの量産に使う資材の発注を各業者に行います。
発注数量など間違えると後で大変なことになるので、間違えないように何重にもチェックを入れ神経使いますね(汗)
ここでの大切なのは、発注の仕方によりコストが変わるので、なるべく良いものをコストを抑えて仕入れられるように工夫して「お客様にベストな価格で届けられるよう」に考え発注しています。

そして「縫製工場のスケジュール管理」もここで同時に進めます。
縫製工場に最初はざっくりと製品としての納期と資材の入荷予定を伝えて、作業のキャパシティーをおさえておいてもらいます。

ここでの一つのポイントは、「なるべく縫製工場の負荷が少ない時期に縫製を進めてもらうこと」です。繁忙期と言われる仕事が集中してしまう時期がどうしてもあるのですが、その前に依頼をすることで、工場の方も落ち着いて作業出来るのでスムーズかつミスも少なく、品質も安定して仕上がって来やすいです。

この辺りのスケジュール管理は、建築の現場監督や、製造業の方は大体似てると思うのですが、どうですか?

工場へ資材を送るまで、大まかな流れはにこのようになっています。
資材を送った後は「納期に遅れないこと」「品質を保つこと」を考えて、仕上がるまで業者、工場と連絡を取り合いポイントをおさえながら注意深く管理を行なって行きます。

いかがだったでしょうか?
このような工程を踏みながら、洋服の形になって行っております。
なかなか地道な作業なのですが、お客様に喜んでもらえることを楽しみに、ゴリゴリと日々進めております。

今シーズンの「La Barbaオリジナル」はこちらから
https://labarba.jp/?mode=cate&cbid=973566&csid=0&sort=n

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