ラ・バルバ「1%の熱狂」vol.10

皆さんこんにちは、佐藤です。

今年の4月よりラバルバのクリエイティブデザイナーに就任した荒井が、ラバルバの商品が店頭に届くまでの試行錯誤を綴ってますので是非お読みください。(個人的にはものつくりの裏側、そしてマニアックな内容が面白いです!!)
クリエイティブデザイナーというと少しカッコつけすぎなような感じもしますが、一言で荒井がどのような仕事をしているのかというと、ラバルバの自社商品、自社ブランドを”日本最高峰にする” “圧倒的なクオリティーをお客様にお届けする”これが荒井がしている仕事です!!

荒井は18歳から服飾の専門学校で学び、社会に出て実学の世界で15年以上洋服のデザイン、洋服作りをして来ています。
全国のセレクトショップ50店舗以上で荒井の洋服は販売されてきました。
大手セレクトショップ数社ともコラボレーションしたり、代表的なのはZOZO TOWNで売り上げランキング1位を何度も何度も獲っちゃってます。

また、TOWER RECORDSとのコラボレーションで色々デザイン(確かトートバックとかコラボデザインしていたと思う)したりしていた時は流石に私もびっくりして、「荒井ちゃん(私はこう呼ぶ)やるじゃん!!」ということで渋谷のタワレコの近くの居酒屋で熱くファッション、デザインについて語り合ったことを思い出します。

荒井ちゃんと私達は本気で”日本最高峰”を目指してます。
そのためには”圧倒的なクオリティーをお客様にお届けする”これは私と荒井ちゃんとの約束であり、私達とお客様との約束でもあります。その頂きに向かって私達は挑戦しているのです。

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皆さんこんにちは、荒井です。
さて皆さん洋服をデザインするにあたって、最初にデザインをするものは何だと思いますか????

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正解は「ロゴマーク」「ブランドネーム」「下げ札」など、ブランドの外装的なデザインです。
ブランドの名前やコンセプトやテーマなどの内側が決まった後は、それに沿って視覚的にもブランドを感じてもらえるようにデザインします。ラバルバオリジナルブランドの「La Barba」では、9月から順次入荷する2018年秋冬シーズンより「ブランドネーム」「下げ札」のデザインを刷新しました。

皆さんは何か好きなブランドやロゴマークってありますか?
僕はAppleやSONYのものが好きで、機能性が高い高くないに関係なく、ブランドに惹かれていつも購入し使用していました。
それらを使用している時の高揚感や体験は、ロゴマークなどの外装のデザインにも結びつき、ロゴマーク自体にもとても愛着が湧いて来ると思います。

「La Barba」の新しいデザインも、同じように皆さんに愛されるよう時間をかけて大切にデザインしました。

紹介します!こちらが新しい「ブランドネーム」です。

ブランドネームの製法は、大きくは「織り」で表現するものと、「プリント」で表現するものです。
伝えたいイメージに沿って製法もチョイスして行きます。

今回ラバルバでは、「織り」をチョイスしました。
レピア平織りの高密度という製法になります。かなり細かい表現まで出来る製法なので、今回のように線が細く繊細なデザインに向いています。
そして何より高密度で織ることで高級感がでます。
気が付いた人もいると思いますが、実はネームのフォント(文字デザイン)も今回から変わっています。
ホワイトの背景にブラックの文字で、シンプルでモダンな書体にしました。

実はこのロゴデザインに辿り着くまで、30種類くらい、サンプルのデザインを用意して、ラバルバのメンバー全員で意見を出しながら最終的に決定したものなんです。
皆んなでお客様の事をイメージしながら話合い、たどり着いたこのロゴデザイン、僕はとても気に入っていますが、皆さんはいかがでしょうか??

気に入ってもらえると嬉しいです。

そしてこちらは新しい「下げ札」。
洋服にプライスカードなどと一緒に紐でついてるアレですね。

ブランドネームはミニマムに仕上げたので「下げ札は風合いがあるものにしよう」という話があがり、このクラフト紙に近いグレーの紙をデザインイメージにしました。

下げ札の製造業者にイメージを伝えたところ、そのような紙は残念ながら業者には存在しないということでした。

イメージ以外の選択肢を模索していたところ、業者の方が数日間かけて様々な紙のメーカーにあたってくれ探してくれたお影で、ようやくイメージに近いものを探しあててくださいました。ただこの紙1枚だと、ややイメージしていたものより薄く弱かったので2枚張り合わせて特別に作っていただきました。
言ってみれば、この下げ札の為だけに今回は”完全オリジナル”で紙から、張り合わせまで特別に作ってもらったということですね。

この”完全オリジナルの紙”に白色の箔を金型で押し付けてLa Barbaとプリントしてもらっているのですが、この箔押しは凹凸が出て触ってみると質感が増しとても雰囲気の良い仕上がりになるのです。

「神は細部に宿る」というドイツの建築家ミース・ファンデル・ローエの格言がありますが、僕達が目指す洋服やデザインも、小手先のものではなくて、本質的に良いものであるべきだと思っています。このような外装部分もこだわってこだわって作り込んでますので、洋服を手に取ってもらう時の楽しみにしていただけたら嬉しいです。

9月から新しくなったラバルバの商品を楽しみにしていてくださいね!!

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