16周年感謝を込めて

2020年4月2日
La Barbaは16周年を迎えました。

今こうしてBLOGを更新しながら私の素直な心境は「大好きな国民的スターだった志村けんさんの命を奪った新型コロナウィルス性肺炎と感染症の拡大と身近な人の感染リスクへの不安」だ。この16周年の記念すべき日に、コントロールできない未曾有の事象に見舞われ、私の関心事はもしかしたら皆さんと同じでこの一択である。2004年に起業して、リーマンショック、東日本大震災、昨年の台風19号長野災害、そしてこのコロナウィルスだ。人生は常にこのイレギュラーとの戦い。経営も同じだ。

大切な価値観は売上か？人の安全か？

弊社の企業理念は、「全社員の物心両面の幸福と繁栄の追求と共に、お客様に最高・最良の商品サービスを提供しお客様の幸せを創り出し、社会に貢献する」だ。よりも一番大切なことは、人であり人の命であり、人の健康と安心安全です。事業の売上や利益はその次です。
とはいえ同時に「この新型コロナウィルス感染症による先が見えない経済不安」この不測の事態に備える経営が出来ていない経営者は社員を守ることは絶対にできない。おそらく5月以降に倒産する企業が続出することになるだろう。私も小さな会社を２社経営しているので先を見据えた事前対応をしているが、正に経営者としての器量が問われる局面にいることは間違いない。

コロナで夫婦は離婚するのか？？

また新型コロナウィルスが及ぼす影響は感染症の恐怖による疲弊や経済の縮小だけではない。夫婦間の危機意識の差に夫婦喧嘩があちこちで勃発しているという。ニュースやSNSなどを見ると一斉休校、企業のテレワーク実施、外出自粛で家族全員が四六時中自宅にこもっていることで妻側がストレスを感じているという。

調べるとこんなことがあるようだ！！

・夫がテレワークになり妻の家事が増えた。昼食の片付け、服脱ぎっぱなし、、。
・子供は家の中で暴れたり喧嘩し、夫は子供の面倒も見ないので頼りにならない、、。

・子供を感染から守るために人混みへの外出を避けたり自宅内の清掃を保とうと完全防備の妻に対して子供を平気で人混みに連れて行こうとする楽観的な夫と意見が対立する「マジむかつく」など、、。ヘルスリテラシーは男性よりも女性の方が一般的に高いが新型コロナによりそれが如実に「夫婦喧嘩」となって現れ始めているという。中にはこのヘルスリテラシーの違いから「コロナ離婚」が続出するのでは、という記事もある。

あなたの大切な人との関係は良好ですか？？

みなさんはどうだろうか？？思い当たる節はないだろうか？？（笑）
私はというとその答えは『イエス』!!
2月末から3月中旬まで、小池都知事の緊急事態宣言が発令される直前まで、２０２０FW展示会出張で都内に行っていた。（現在は全社都内出張禁止中）妻に万全な対策を促され、若干妻よりもヘルスリテラシーが低い私は、マスクを5枚手渡されて一瞬「こんなにいらないでしょ、、」と言いそうになった。当然ながらマスクで完全防備人混みを避け動いた。日に日に緊迫感が増し、ウェディング事業では当然ですが結婚式の延期が相次ぎ、3月、4月と予定してい売上計画がずれ込み、キャッシュフロー計画も見直すことに。アパレル事業も3月は前年を３割以上割ってしまうという状況に夫婦で顔面蒼白ネガティブになり落ち込みを選択してしまい酒の量が増えてしまった、、。酒に逃げてしまう、、涙。。。

自分の言葉で仲間に勇気を与えよう！！

このピンチをチャンスにチェンジさせよう。ウィルスによる人類最大の試練ではあるが、勝ち残りより生き残りの連続だった創業期。ピンチこそチャンス！私はそれを知っている。人は逆境の時に成長し順境な時に衰退する”私はそれを知っている。今、自分ができることアイデアを駆使して笑顔で頑張ろう！新たなアイデアや発想が生まれるはずだから。必ず時が来れば収束する。そして、今まで普通に電車に乗れた事、仕事できた事、外食できた事、みんなで集まれた事がいかに素晴らしい事で貴重な事だったかを今は感謝する時なのかもしれません。

16周年のありがとうを皆さんに心を込めて。
「ありがとうございます」。

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