ラ・バルバ「1%の熱狂」vol.15

皆さんこんにちは、佐藤です。

クリエイティブデザイナーの荒井ちゃんと、1年前に新築した我が家で、3時間の激論を繰り広げながら今このブログを書いてます。
いつか機会を作ってこの様子を「生動画LIVE配信しよう」という話も決まり、今後が更に楽しみになって来ました。まだいつになるかは未定ですがその際は予告しますのでご期待ください。

今週の「1%の熱狂」ですが、私たちが大切にしている指針、ラバルバの理念にも掲げている『三方良し』・売り手良し(私たち)・買い手良し(お客様)・世間良し(お取引先・地域社会)となる事業活動を推進していく。ということを「縫製工場」との話を交えながら荒井ちゃんと書いてます。

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こんにちはクリエイティブデザイナーの荒井です。
今回は服を作る上で欠かせないお取引先、『縫製工場』について書きたいと思います。

「縫製工場」とは、洋服を縫う工場のことです。
シャツやパンツなどを縫う「布帛工場」、Tシャツやパーカーなどを縫う「カットソー工場」と言うものがあり、それはまったく異なった工場になります。

どれ位、異なるかと言うと同じ球技スポーツで例えると”野球”と”サッカー”くらい別物です。
使用するミシンや技術も全然違いますので、「布帛工場」で「カットソー」を縫うことなどは出来ないのです。バルセロナのメッシが急にバット持ってバッターボックスに立っても打てないのと同じですね。

私たちの創るオリジナルブランドの「La Barba」では、日本製(メイドインジャパン)で全て作っています。今は1型あたり1回の生産で30着~100着くらい生産しています。
私たちが縫製を依頼している小規模~中規模の工場では、1型あたり約100着で生産の依頼が出来ると、工場としても生産の効率が1番良く工場に儲けが出易くなります。
逆に100着以下の縫製となると、工場としては小ロットとなり、効率が上がらず儲からないので、あまりやりたくないのが工場の本音です。
しかし私たちも小ロットで依頼しなくてはいけないことが多々あります。。
このような生産ロットの問題は、アパレルに限らず製造業など、あらゆる業種業態でも同じことが言えるのではないでしょうか??

私たちが工場の方々に依頼する際は、ただお仕事をお願いするのではなく、ラバルバが大切にしている「三方良し」や「生産者の方々にも貢献して行きたい」という想いをお伝えすることで、「これからのラバルバに期待しているよ」と快く協力して頂いています。
本当に頭が下がる思いです。なので僕はお世話になっている全ての工場にとてもとても恩を感じております。
私たちが良いもの創りをし、それを一人でも多くの人に買って頂き普及させることで、生産数を増やして行って、このご恩を工場に少しづつでも返して行きたいと思っています。

生産数を増やすことは、生産者の方々ともより良いお付き合いが出来るようになるので、更に良いもの作りが出来るようになります。生産数が増えればもちろん工賃も下がりますので、結果「良いものを特別な価格」でお客様に提供できるようになる。この「好循環」をなんとか生み出したいのです。

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僕がラバルバのみんなと一緒に志事をして行こうと思った理由の1つに、ラバルバが掲げる「三方良し」の考えかたがあります。

良い物を作る、良いものを仕入れる、店頭のスタッフが熱心にお客様にお伝えし、ご提案し、買って頂き、その売上からお取引先にしっかりお支払いをする。しかもしっかり黒字経営して納税もする。

この「当たり前」のことを佐藤はとてもとても大切にしている姿を、私は長年取引先として見て来ました。

私の想いである、この好循環も「ラバルバならば実現出来る」と確信しています。

私たちの創る商品は、とてもクオリティーが高いです。
見た目のデザインはもちろん、お客様が明確には気が付くことのない細部まで拘り、着て行く中で潜在的に「何か良いな!!」と感じて頂けるようにデザインしております。
縫製工場さん、生地屋さん、付属品屋さんと協力し、多くの手間暇をかけていますので、とても良い洋服に出来上がりました。

来週はいよいよ新作のご紹介をしますので、お楽しみに!!!

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